・新しいAIの動向をチェックしたい
・新サービスは早く利用
したい
こんな人におすすめです。
SNSを見るとAIの話題で溢れていますよね。特にChatGPTは人気でどこを見てもChatGPTの話題です。
2023年は人工知能の都市と言っても過言ではないくらい人工知能が発達すると言われています。
今まで時間をかけて行なっていた作業が AI によってとても簡単になります。
とても便利なことだけど一方で不安な気持ちになることはありませんか。私自身は自分の仕事が取られたらどうしようとか新しい流行についていけなかったらどうしようなどと考えてしまいます。
これから仕事を終えるのには AI を使いこなす事が大切になってくるのかもしれません。 そのためにはできるだけ早く新しい情報を手に入れて新しいツールに触れておくことが必要となります。
本記事では、今海外で話題になっている最新の AI ツールを7つご紹介します。
特に2023年以降競争が高まるのではないかというジャンルのものを選びました。また、日本語版では対応していないものもありますが、今後日本にもマーケットを展開していくのだろうと予想されます。
新しい技術をより早くチェックして下さいね。
海外で話題のAIサイト7選
Embed from Getty Images海外で話題のAIサイトを7つご紹介します。ベータ版の段階のものも多く 2023年にはシェアも技術も拡大するのではないかと予想されるサイトなどです。
tome:AIストーリーテリング
tomeはAIでストーリーテリングをフォーマットにして生成するサービスです。
ストーリーテリングは日常生活、ビジネス、人間関係において非常に重要です。社会や組織で生きていく以上、自分の意見を他の人と共有することってとても大切ですよね。
一方で、それを上手く伝えたり可視化するのってとっても難しいですよね。そんな時にtomeが役立ちます。
tomeはAIのストーリーテリングサービスで、相手に伝えたいアイディアやコンセプトをフォーマットにして生成してくれます。人工知能 (AI) を使用して、可能な限り最も効果的な方法でストーリーを伝えることができる AI 搭載のストーリーテリング プラットフォームです。
tome を使うと、自分のアイデアや考えを簡単に伝えることができます。今後仕事で活躍するようになりそうですよね。
tomeの利用方法
tomeは簡単に無料で利用できます。利用方法を説明します。
まず、公式サイトへアクセスします。
無料で登録して利用できるので、まずアカウントを作ります。
ここで作りたいストーリーのテキストをいれます。試しに「Planning a trip to Tokyo」(東京への旅行計画)と入れてみました。
テキストを入れた後に「PRESENTATION」からどんな形式のフォーマットにするか選択します。以下の3つから選択ができます。
- Presentaion
- Presentation Outline
- Story
今回はPresentationを選択してみます。
次に「IMAGE」から画像のタイプを選択します。
- Auto
- Cyberpunk
- Epic
- Fantasy
- Neo Impressionist
- Pop Art
- Watercoler
- Noimage
今回はAutoを選択します。
そしてEnterで生成をします。
自動で計8枚のスライドからなるプレゼンテーションを作成してくれました。
内容に即したテキストと画像を選択してくれます。テキストと画像は生成後に自分で変更可能です。
Tomeは現在ベータ版で無料で利用することができます。
最初に500クレジット付与され、一回のフォーマットの生成に15クレジット使用します。
DoNotPay:AI弁護士
DoNotPayは世界初のロボット弁護士のプラットフォームです。サイトはシンプルで使いやすく、ユーザーが弁護士を必要とするような問題で利用することができます。
ユーザーは90以上のジャンルから選択できます。例えば、労働問題で企業と争う場合や、個人間の訴訟問題、契約関係のトラブルで契約解除したいときなどにも利用できます。
また、書類関係で仕業の助けが必要な事務手続き、著作権保護、奨学金の申請、離婚調停の同意書などでも利用ができます。
訴えたい人や会社の名前を入力するだけで、そこからはロボット弁護士がすべてを引き受けててくれるという、夢のようなサービスです。
無料トライアルで利用することができて、その際にでた見積が見合わない場合は無料トライアル期間中にキャンセルすることもできます。
この働きはアメリカの弁護士会からも認められていて、DoNotPay は、「適度な手段を持つ人々への法的サービスの向上への取り組み」に対して、米国弁護士協会から 2020 年ルイス M. ブラウン賞を受賞しました。
夢のようなサービスですが、また日本対応はしておらずアメリカのみのサービスとなっています。
Brancher.ai:AIノーコードアプリ製作
Brancher.aiはノーコードでアプリを作成できるプラットフォームです。
「アプリを作成したみたい」と思ってもプラグラミングという高い壁があります。アプリを作成することができる技術を持っている人でも、やはり多くの時間がかかるので、もしもっと簡単に作れる方法があるのなら利用してみたいと思うのではないでしょうか?
今でもノーコードでアプリを作成できるプラットフォームはあります。でもBrancherは少し異なります。
Brancherは様々なAI モデルを使用してアプリを作成できるプラットフォームです。これは、従来のノーコードでアプリを製作できるサービスとは異なり、パターンの識別やオブジェクトの認識などを実行できるアプリをAIを利用して構築できます。
コーディングのスキルと経験に依存する従来のアプリ開発方法に比べるとメリットが大きいです。Brancher.ai を利用すると、プログラミングを隅から隅まで学ぶ必要なく、AI の力を使ってアプリを作成することができます。
Nvidia:AI動画補正
Nvidiaはアメリカの半導体メーカーで、GPU 、AI、HPC、ゲーミング、クリエイティブ デザイン、自動運転車、ロボティクスに特化している企業です。
今回、Nadiaが開発したEye on the Prizが大変話題になっています。Eye on the Prizは動画補正を行うツールでビデオ会議の際の視線の補正をするツールです。
コロナ禍でオンライン会議の需要が高まりましたが、ビデオ会議の画面でモニターを見るとどうしても視線だけがずれてしまう…という小さな不満がありますよね。
Eye on the Prizはそのビデオ会議の際にずれてしまう視線をピンポイントで解消するサービスです。
ライブでのビデオ通話中でもカメラとのアイコンタクトが保たれるため、今まで感じていた不自然感が無くなります。
ライブで補正してくれる機能が通常になると、何が本当なのか分からなくなるのが難点ですね。
Synthesia:AI動画編集
SynthesiaはAIビデオ編集ツールです。プロ品質のビデオを数分で簡単に作成することができます。AIにスクリプトを入力するだけで、あとはツールが処理します。
今までのビデオ製作の10倍の速さで作れるとSynthesiaは明言しています。
Synthesiaの嬉しいところは日本語に対応している所です。この手AIのサービスは日本語対応しているものがまだ少ないのですが、Synthesiaは120の言語に対応をしており、今後世界でもシェアを広げていくのではないかと予想されます。
また特徴として100種類以上のAIアバターを選択できます。中にはプロの俳優もいます。動画を作る際に「顔を出したくない」ということがあると思いますが、AIアバターを利用できたら解決しますよね。
AIアバターだけでなく、AI音声も選択できます。120の言語から選択できるので単言語展開したいときには本当に便利になりますね。
価格は個人利用で月額30ドル〜、企業での利用は価格設定はなく交渉が必要になります。
Altered:AIカスタム音声
AlteredはAIを利用して音声をカスタマイズできるツールです。自分の声を希望のカスタム ボイスに変換できるのです。動画を作る際に声優一人で何役もこなすことができますし、翻訳機能もあるので多言語へのローカライズも可能です。
Alteredの利用は有料です。クリエーターコース$50/月とプロコース$180/月そしてコーポレーションコース(要相談)があります。フリートライアルが用意されているので、興味のある方はトライアルを使ってみると良いかもしれません。
有料ツールですが今までの作業が格段に早くなり経費が節約できます。
Browse AI:サイト スクレイピング ツール
Browse AI はあらゆる Web サイトからたった 2 分でデータを抽出できる Web サイト スクレイピング ツールです。
サイトのデータ管理やモニタリングなどを行っている企業にとって、とてもおすすめのツールです。
Browse AI は、自然言語処理 (NLP) と機械学習アルゴリズムを使用して Web サイトからデータを抽出します。
複雑な Web ページを理解し、必要な情報 (ビジネス、求人情報、YouTube ビデオ、ホテルの価格、物件リストなど) を抽出することができます。
Browse AI を使用して、競合他社をモニタリングしたり、マーケティング キャンペーンの情報を収集したり、インターネット上の最新のニュースやトレンドに関する情報を収集したりできます。使い方は簡単です。コーディングの知識は必要ありません。
手間をかけずに簡単で効率的に必要なデータを抽出することができます。
利用は有料で$22/月~$249/月で利用できます。しかし、まだ日本語での利用はできないようです。大変便利そうですが、日本語にローカライズされてから利用したいですね。
まとめ
Embed from Getty Images今回は海外で話題のAIサイトについてご紹介しました。
私はプログラミングや動画編集などのスキルが無いので何かをやりたいときに人を探すしかないのですが、AIは私のような人間でも簡単に利用することができるます。
今後も自身で利用してみたいものを色々ご紹介していきたいと思います。
また、AIってまだ何ができるのかよくわかってない人も多いのではないでしょうか?最後にAIを理解するのに役立つ本をご紹介しておきますね。
オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る
コロナ禍で一躍有名になった台湾の天才デジタル担当政務委員のオードリー・タン氏のAIについての著書です。AIというより、台湾のAIに対する考え方がわかる本です。
AIにできること、できないこと—ビジネス社会を生きていくための4つの力
最後までお読みいただきありがとうございました。
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