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この記事ではカナダと中国に本社を置くグローバルコールセンター代行会社Callnovoについて、実際Callnovoにて業務経験のあるむらこが解説をします。
現在、日本市場ではあまりシェアのないCallnovoですが、今度日本にも市場を拡大していくそうです。
在宅でのコールセンター業務に興味のある方はぜひチェックしてください!
Callnovoってどんな会社?
会社名 | Callnovo |
カナダオフィス | Suite 1108, 3601 Highway 7 East Markham, ON L3R 8X6 Canada |
中国オフィス | Room 1802-1803 Shenlan Shidai Building, Middle of Baling Road, Yueyang, Hunan, China |
主な業種 | 多言語カスタマーサービス テクニカルサポート 翻訳 バーチャルアシスタント SNSサポート |
従業員 | 2,000人+ |
雇用国 | 200か国以上 |
Webサイト | https://jobs.callnovo.com/ |
Callnovoは2,004年にカナダのトロントに設立され、現在はカナダと中国に本社を置くグローバル企業です。
業務内容はグローバルな多言語カスタマーサービスとテクニカルサポートに重点を置いた、コンタクトセンター(コールセンター)サービスプロバイダーです。
現在は200以上の言語でサービスを提供し、世界中に1500人を超えるカスタマーサポートがいます。
給料は勤務時間は?
給料や勤務時間は請け負うクライアントによって変動します。しかしながら、現在(2021年6月)Callnovoが日本人向けに出している条件は以下の通りです。
勤務時間:9時~19時、一日8時間~9時間、週5日勤務
条件:日本語が母国語、英語でコミュニケーションが取れること
今は円安なので14ドルの時給でも1ドル27円だと1790円になります!
ちなみにこのオファー条件ですが、私が直接Callnovoのリクルーターさんに聞いたものです。今後、日本市場拡大のため絶賛日本語を母国語で話せる人材を募集中とのことです!
興味のある方はCallnovoの公式サイト、もしくは私経由でもご紹介可能です。
支払い方法は?
給与はドル払いです。慣れないとドルでの支払いと聞いただけで恐縮してしましますが、外貨の受け取りはPayPalもしくはPaypneerでの受け取りが簡単で手数料も安いので事前に作っておくと便利です。
私はフリーランスのプラットフォーム経由でPayoneerからの受け取りにしていましたが、直接契約の場合はPayoneerかPaypalからの受け取りが良いでしょう。
日本の一般的な銀行口座へも直接送金をお願いしたこともありましたが、手数料が高く多くのめんどくさい手続きがあり正直おススメできません。
Payoneer
オンライン送金、デジタル決済サービスを提供するアメリカの金融サービス会社です。現地通貨の仮想銀行口座を利用することでき、口座は無料で利用できます。
Paypal
ペイパルは、世界で3億人以上が利用するかんたん安全な決済・送金・送金リクエストサービスです。海外送金だけでなく、普段のネットショッピングの決済でも利用ができるのでアカウントを持っておくと便利です。
必要な道具は?
Callnovoは日本国内にオフィスをもっていません。そのため、在宅での勤務となり仕事で必要な道具は自分で用意する必要があります。
雇用形態もフリーランスとしての委託契約です。環境や道具を自分で揃えられることが前提です。
Callnovoの業務で必須となるものは以下となります
- 静かな環境
- 安定したインターネットのLAN接続
- PC
- ヘッドセット
また、日本での業務の場合は中国オフィスが担当することが多く、スタッフとのコミュニケーションは中国のチャットアプリWechatを利用することが多いです。
英語力はどのくらい必要?
Callnovoのスタッフとの対面でのやり取りは、ZoomでのCallnovoとの面接、その後のクライアントとの面接、あとはトレーニングです。クライアントは日本担当の場合日本語を話せる人もいる可能性がありますが、基本的にこのやり取りは英語です。
その後も英語でのやり取りとなりますが、話す機会はなくほぼWechatでのチャット連絡でテキストベースとなります。
クライアントが求めているのは日本人の顧客対応ができる日本語が母国語で、スタッフとのコミュニケーションが円滑に英語で行うことができる人間です。
英語は意思疎通さえできたらいいので、そこまで気にしなくても私は大丈夫でした。
実際に働いてみた評価
実際にCallnovoでカスタマーサポートスタッフとして1年弱働いた私がリアルな評価を解説します。
他の外資系カスタマーサポートと比べて
他の外資系サポートというとAmazonやAppleが浮かんできます。実際、私はAmazonや他の外資系のカスタマーサポートに応募したことがあるのですが見事に落ちました。
私は子供がいるのですが、口コミによると子供と同居をしている場合は静かな環境が保てないとの事で在宅のカスタマーサポートに受からないことが多いです。
Callnovoでは静かな環境をきちんと提供できることを証明できれば、子供がいても勤務することができます。
オンラインで完結でストレスフリー
在宅勤務の仕事をいくつか経験をしたことがあるのですが、勤務は在宅なのに契約書などは紙で郵送という会社がありました。
Callnovoは全てオンラインで完結をするので、その手の手間はありませんでした。
風通しの良い環境
カスタマーサポートは顧客からの苦情を受ける仕事なので、一般的にストレスのたまりやすい仕事といえます。
Callnovoで仕事をして、一般的なカスタマサポート業務でのストレスはありましたが、パワハラ的な働く環境での人間関係のストレスは感じたことはありません。
Callnovoはアウトソーシング業務になるので、クライアント企業との交渉をしてくれるので働きやすい環境を保ってくれます。
私の担当Callnovoの中国オフィス、普段は中国メーカーの日本向けのサポートとして働いましたが、一緒に働いていた人たちは穏やかでいい人たちでした。
出向先にも左右されるかもしれませんが、フルリモートでの人間関係は本当に楽です。
デメリットは?
もちろん、働く上で良い事ばかりではありません。
日本での市場が小さいので、それぞれのクライアント企業にマニュアルがそろっていないことがあります。私が担当していた企業も日本に参入してすぐだったので、日本語のマニュアルどころかマニュアル自体が無いような状態でした。
マニュアルが完璧にそろえられている日本のコールセンター業務に比べると、臨機応変さが必要となります。
メールのテンプレートもないので、ビジネスメールの本を参考にメールのひな型作りから始めました。
そのまま使える! ビジネスメール文例大全はかなりお世話になったのでおススメです。
コールセンターというと大人数で仕事をするので休みやすいイメージですが、日本に参入したばかりのクライアントだとお問合せの数がまだ少ないので、担当は少数精鋭です。
不満がある場合はまず交渉です。外資企業なので交渉次第で何とかなります。
まとめ
今回は私も過去に業務経験のあるグローバルなコールセンター代行企業であるCallnovoをご紹介しました。
今後、日本市場を拡大する予定で日本人スタッフも絶賛募集中とのことです!
興味のある方はCallnovoの公式サイト、もしくは私経由でもご紹介可能です。
ぜひチェックしてみてください!
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