当サイト「MURAKO LIFE」を運営しているむらこです。
2021年より海外クラウドソーシング中心にフリーランスとして活動をしています。日本でも副業やフリーランス熱が高まりランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトが注目されています。
この記事ではそんなクラウドソーシングの海外版をご紹介します。しかも今回は特化型のプラットフォームをご紹介します。
前回「人気の海外クラウドソーシングサイト8選!総合タイプ編」という記事を書かせていただきました。
今回はクリエイティブ・タスク型・翻訳・その他の特化型の海外クラウドソーシングをご紹介します。日本ではランサーズやクラウドワークスなどの総合型のクラウドソーシングが一般的ですよね。
海外ではグラフィックデザインや翻訳などに特化している特化型クラウドソーシングも人気があります。
この記事を読むことで
・メリット・デメリット
・特化型ってどんなもの?
・タスク型ってどんなもの?
・海外で人気のあるクラウドソーシング13選
こんな疑問を解決できます。
海外というフィールドで仕事をしてみたい。得意なジャンルで勝負をしてみたい人におすすめです。
日本では馴染みのない特化型の海外クラウドソーシングサイト。新しいお仕事の参考になったら嬉しいです。
海外クラウドソーシングってなに?
前回の記事でも解説をさせていただきましたが、まずはクラウドソーシングについてご説明をします。
クラウドソーシング: 個人や企業がインターネット上で不特定多数の人に仕事を依頼・発注したり、アイディアを募集したりする業務委託の形態
お仕事をした人とお仕事を頼みたいクライアントのお仕事マッチングサイトのようなものですね。日本でもランサーズやクラウドワークスが近年注目され利用者も伸びています。
特化型ってどんなもの?
海外クラウドソーシングは大きく分けると4つにグループ分けが出来ます。
・クリエイティブ
・タスク型
・その他
主に以下のようなジャンルがあります。
・写真販売
・タスク型
・翻訳
・ライティング
タスク型ってどんなもの?
タスク型のクラウドソーシングサイトは画像の識別や検索結果のラベリングなどがあります。簡単な作業はrateが低く難易度の高いものはrateが高い傾向にあります。rateが安いものは現金でなくポイントでの支払いになります。
メリット・デメリット
特化型のクラウドソーシングサイトを利用することは総合型を利用する事よりメリットがあるのか。利用している私のリアルな経験からメリットとデメリットをお伝えします。
メリット
専門性が高い仕事を受注することができます。また、ジャンルに特化したサポートや学習サービスがついているサイトが多いです。
総合型では物価の安い国に外注して単価を下げることが増えています。そのため価格競争が増えています。特化型ではクライアントが質を重視することが多く、より高い単価での受注の可能性があります。
デメリット
基本的にドルでの支払いです。どのサイトで報酬がでても海外送金が必要になるのが面倒に感じます。
海外サイトで利用を考えるに当たり、報酬を受け取りやすいように送金用の口座を持っていると便利です。私はPayoneerというサービスを利用しています。各サービスとも連携していて、直接日本の銀行への振込よりも手数料も安くなっています。(そもそも直接日本の銀行へ振り込めません)
私は写真販売ではなく海外クラウドソーシングでお仕事をしていますが、どのプラットフォームでもPayoneerは利用できます。
日本語サポートもしていますし、この機会の作っておくと大変便利なのでおすすめです。
クリエイティブ型
99designs:デザイン
オーストラリアの会社で日本語版のサイトもあります。このサイトは、ロゴから本の表紙までグラフィックデザインメインです。コンテスト多数。このジャンルでは世界最大規模。料金設定高め。
日本語版のサイトもあるので、ぜひ利用してみてください!
Crowdspring:デザイン
カスタム ロゴ デザイン、グラフィック デザイン、会社のネーミング、製品デザインの世界第 1 位のマーケットプレイスです。コンペ形式の案件が多く、作品を提出しても収益につながらないことも有。
コンペで実力を試してみたい人におすすめです!
Designhill :デザイン
99designsと並ぶ、グラフィックデザイン向けのクラウドソーシングサイトです。利用者多め!
EyeEm :写真販売
発音は「I am」。ドイツ企業。自分の写真が販売できるオンラインマーケットプレイス。日本語版のスマホアプリもある。
類似サービスより販売料金が少し高め。
Snapwire :写真販売
企業側が求める写真を有償で提供する。スマホアプリもあり、アプリから簡単に写真をアップして販売できる。アプリは英語版のみ。
Snapwire APP:IOSはここから
Snapwire APP:Androidはここから
タスク型
Amazon Mechanical Turk :マイクロタスク
amazonのクラウドソーシングサイト。画像や動画の特定のコンテンツの識別、製品の説明の作成、質問への回答など。日本語案件はありませんが、タスク自体はシンプルです。タスクのrateは低めで、ちゃんと作業をしても2ドル/時間くらい。
時期によって外国からの審査が厳しくなるようです。ちなみに私は審査落ちしました…
Appen :ウェブエバリューター
機械学習および人工知能製品の開発をしている企業です。音声、画像、テキスト、およびビデオを収集、注釈付け、評価、ラベル付け、評価、テスト、翻訳、および文字起こし。 100 万人を超えるパートタイムが世界中にいる。日本円で時給2000円程度。
LionBridge :ウェブエバリューター
翻訳・ローカリゼーションやWebEvalution, 26カ国に46拠点を持つ最大規模のローカリゼーションプロバイダー。日本にも進出済ですが、基本的にシステムとコミュニケーションは英語です。
Microtask :マイクロタスク
フィンランドのテクノロジー企業。クラウドソーシングと分散作業のためのテクノロジー プラットフォーム。Rateは低めでどれだけ作業をしても支払い金額に中々届きません…
その他
Crowdin :翻訳
独自のクラウドベースのローカリゼーションとサービスをする企業。翻訳やローカライゼーションが主で、独自ソフトを使用したオンライン翻訳が特徴。チームに参加してプロジェクトを進める形です。
writer access :ライティング
ライティング特化型クラウドソーシング。
オンライン記事、ケーススタディ、技術論文など、あらゆる種類の執筆職をカバー。このサイトにはライティングに特化した、コンテンツ分析、キーワード最適化、コンテンツ プランナーなど、より多くの作業を効率的に行うための多くのツールがあります。日本語案件もあり。
Amara :翻訳
参加型文化財団運営の非営利プロジェクトで無料でボランティアが動画に字幕をつけている。ボランティアではなく、有償の案件もあり翻訳だけでなく、母国語の音声の書き起こしなどの案件ある。案件数少なめ。
まとめ
今回は海外クラウドソーシングサイトの中でも特化型のものを紹介させていただきました。
・海外クラウドソーシングに興味がある
・海外で勝負をしたい
といった方には大変おすすめなお仕事です。
今回ご紹介させていただいたものの中には、日本でまだ認知度は低いけれど日本語版があったり、アプリで簡単に利用できるものもあります。
クライアントの母数が変われば、案件の受注率やチャンスがあがります。専門性が高ければ英語力が必要ないものもあります。(翻訳などは別ですが)
何か新しいお仕事のチャンスにつながる事があれば幸いです。
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