自分には何か足りていない。そんな思いからネットでハックやTipsを調べてインプットループに落ちいっていませんか?
時間は有限です。でも日々のインプットで膨れ上がった「やらなければいけない」タスクは増えるばかり。一日の終わりにはタスクが消化できずに「また終わらなかった」「自分は達成できなかった」と自己嫌悪のループに入っていないでしょうか?
時間が常に不足しているように感じている。 それは「時間の不安」かもしれません
この度、ニューヨークタイムズのベストセラー作家で一万円起業の著者でもあるクリス・ギレボーが「時間不安を解消するコース」を立ち上げました。
この記事では、クリス・ギレボーの問題提議を元に時間の不安からの解消方法をご紹介します。
時間の不安とは
時間の不安とは自分の時間を無駄にしているという不安です。
- 一日が24時間では足りない
- 自分が何かをするには遅すぎる
- 時間を無駄にしてしまったと感じる
自分の時間に対する思いに注目してみましょう。
あなたのもやもやした気持ちも時間の不安かも
Healthlineによると時間の不安とは継続的な不安感、さらには時間の経過を恐れることを意味します。
時間の不安は自分が自分の時間を無駄にしているという感覚です。日々の生活の中でそんな思いを抱くことはないでしょうか?
時間の不安には色々な不安がありますが、代表的な3つをご紹介します。
- 毎日の時間の不安:一日に十分な時間がないという感覚です。「何か足りない」という思いから自主的にタスクを増やして、結果おわらない。これを毎日繰り返すことで、「自分は駄目な人間だ」という気持ちになることはありませんか?
- 将来の不安:これは「もしも」です。将来が不安。でも何かをするには遅すぎる。未来の自分も不安で否定をしていませんか?
- 時間の不安そのもの:人生を生きる時間が限られているという全体的な不安です。どんな人生を歩んでも、人生の最後は訪れますが、どしても不安を感じてします事柄です。
クリス・ギレボーの時間の不安に対する警鐘
作家のクリス・ギレボーが時間の不安を自身のWEBサイトで警鐘をならし、「時間の不安」を解消するために5週間のコースを立ち上げました。
クリス・ギレボーとは
クリス・ギレボーはアメリカの作家です。特にビジネス系、起業系の執筆を行っています。ニューヨークタイムズのベストセラー作家で、日本でも著書の1万円起業がベストセラーになっています。
クリス氏は作家の他に世界を旅するマイクロ起業家という面でも知られています。35歳までに世界193か国すべてに旅行するという目標を立ち上げ達成した大変ユニークで行動力のある人です。そこで出会った人々や経験から彼の書著が生まれています。
また、彼自身は大変ギブ精神の旺盛な人で、毎日無料のポッドキャストサイドハッスルスクールで発信をし、自信のWEBサイトではコミュニティー作り、講演会活動にも大変熱心です。
クリスギレボーの著書をご紹介
- 一万円起業:ベストセラーにもなったマイクロビジネス起業の良書です。私も彼を知ったのはこの本からで、自分自身がフリーランスとしてマイクロビジネスをするにあたり大変参考になった本です。大変おすすめです。
- 0円副業のススメ:個人的にはタイトルで損をしているなと思える本ですが、内容はクリスギレボーらしくマイクロビジネスを自分も次の日に始めたくなるような、実用書でもありワクワク感がある本です。
生産性はカルトだという主張
今日、ビジネス本のタイトルで生産性や効率化という文字を見ない日はありません。しかし「生産性」という言葉に疲れを感じることは無いでしょうか?
クリス・ギレボーは生産性はカルトだと表現します。知らず知らずのうちに、私たちは「生産性は良いもので絶対的なものだ」と信仰にも近い信頼を「生産性」に持つようになったのではないでしょうか?
「生産性」とは元々工場で使用された専門用語です。工場で使う言葉を人間に当てはめる、人間は機械では無いので生産性を追及することで日々心が疲れてくるのです。
クリス・ギレボーが提案する時間の不安の解消法
クリス氏は根本的に時間の不安を解消するには、彼が主催する5週間のオンラインセミナーでしっかり自分を見つめなおし恐れを克服する必要があるといいます。
しかし、コースは既に閉め切られてしまったので、彼のウェブサイトより克服のヒントをご紹介します。
生産性を求めるのではなく、意図的に生きる
生産性は正しい、そんな思いを一度捨ててみましょう。ハックやTipsをつめこむのではなく人生の目標を立てることが大切です。やりたいことを見つけ、意図的にそれを目指して進みましょう。
「もしかしたら為になるかもしれない」といったような一般的なハックは捨てて、自分が目的達成の為になにをしたら良いのか考えてみましょう。
クリス氏は、心配することをやめることで、自分の感情と日々の決定をコントロールしていると感じられるようになると言います。
結果、以前のような「今日もタスクが終らなかった」「何かはじめたいのにこれでは遅すぎるかもしれない」といったような不安はなくなり、自分が意思決定したもので目標に一歩近づいたと思えるようになると言います。
まとめ
自分のために自主的に行っていた行動が、実は自分を追い込んでいたということにハッとしたのではないでしょうか?
自信の目標を作る事で、生産性という概念から抜け出し意図的に生きる方法に目を向けてみましょう。
この記事が一つの気付きになれたら幸いです。
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